【ドラゴンズドグマ2】全世界販売本数250万突破!「知りたい!」意志が強いほど楽しめるゲーム

初めてフィールドに降り立った覚者を撮影

2024年3月22日に発売されたドラゴンズドグマ2。私も発売当初からずっと遊んでいて、全く他のゲームに手をつけられていないくらい楽しませてもらっています。

SNS等では結構批判されていたり、爆死などとも言われていて、ちょっと残念な気もしていましたが、本日販売本数が250万を突破したという投稿を見て、本当に嬉しく思っています。

そこで今回は個人的な意見になりますが、私自身がドラゴンズドグマ2をプレイしていて思ったことなどを記事にしてみました。

賛否両論あるゲームだけど気になるし、遊んでみたいなと思っている方の参考になれば嬉しいです。

私のドグマ2のプレイ時間とどんな風に遊んでいるのか

ポーンとメルヴェでスクショ撮影をしまくって遊んでいた思い出

私は現在1周目をクリアして2周目をプレイ中です。1周目をクリアした時の時間は108時間でした。

累計プレイ時間はまだ155時間ほどで、2周目はまだバタルに入る直前くらいです。

YouTubeなどでは30時間くらいでクリアできるという話も聞いていますが、メインクエストだけをプレイしてノーマルエンディングだけ見たらそのくらいでクリアできるかも知れません。

クリアまで時間かけて何やってたの?と思うかも知れませんが、ジョブランク上げとレベルあげを兼ねてファストトラベルをほぼ使わずにフィールドを歩いて散策。

メインクエストをあまり進めすぎると受注出来なくなるサブクエストもあるので、サブクエ潰しをしてからメインを進めるというスタイルでプレイしていました。

現在はメインポーンのジョブランクは全ジョブカンストしてレベルは72、覚者はアリズンがランク8/9、メイジがランク3/9それ以外はカンストしていてポーンと同じくレベル72になったところです。

1周目108時間もプレイしたのであれば、サブクエコンプできたかと言えばそうではなく、攻略サイトを見るとまだまだ見たこともない面白そうなサブクエがありました。

2周目は攻略サイトを見ながらそのサブクエをクリアして、洞窟探索と探究者の証を集めて可愛い装備を貰いたい!1周目でできなかったことは沢山ありすぎて2周目で満喫したい!この世界の事をできる限り知りたいと思っています。

PS5の場合、フレームレートの影響はどう?画面酔いの対策などは?

SNSなどでPS5は30fps出ないときもあるなどと言われていますが、私の場合、カクカクするなどの症状が気になったことがないので正直分からないです。

ドグマ2の配信してる方のコメントですと、PS5だとそれほど気にならないというコメントが多い印象でした。時々カクカクしているという人もいたかも。

今はアプデで可変フレームレートか30fpsまでしか出ない設定にするか変更できるので、フレームレートの変動でカクカクするのが気になる方はオフにしてもいいかも知れません。私は可変のままでプレイ中です。

レイトレーシングとモーションブラーもオン/オフできるようになったので、そこも調整するといいかも知れません。

レイトレーシングをオフにするとカクツキが良くなるようなんですが、私は逆に画面が白っぽくなるのが味気ないのでオンのままにしていて、モーションブラーだけオフにしています。

画面酔いの対策としては、オプションでキャラクターを引きでみるように設定したり、カメラの回転速度を遅くしたり、ミニマップの回転をしないよう固定にしたりしています。後は狭い場所や入り組んだ場所でダッシュしないとかですかね。

アクション操作は難しくないけどスキル技がカッコいいから楽しい

私はアクションゲームはあまり得意ではないのですが、ドグマシリーズに関してはとても楽しいと感じてプレイできています。

アクションは操作がシンプルでコンボ技みたいなのはないですし、ボタンを1つ押すだけで発動してくれるのでとても楽。

しかも、ターゲットはオートなので、シーフですと通常攻撃をポチポチやってるだけで雑魚敵の所に移動して攻撃してくれたりします。それだけでも十分強いです。弓の場合だとL1がオートでターゲットしてくれるため小型魔物はそちらを使い、R1が照準が出て大型魔物の弱点を狙いたいときはそちらを使うなどの使い分けをしているので、結構楽に戦えています。

ただ敵の攻撃に合わせて繰り出す技みたいなのは上手くできないので使っていません。

アクションが楽だからつまらないかと言えばそうでもなくて、スキル技がかっこいいので、大型の魔物を倒すときは本当に気分が高揚します!

ファストトラベルが充実していないのは結構きついのでは?

ファストトラベルが自由自在にできないことも私の場合はそれほど問題にはなっていないです。

ファストトラベルばかりしてしまうと、ジョブランクやレベルも上がらないので、私はフィールド散策を兼ねてジョブランクとレベル上げをしているんですよね。

様々なジョブランクをあげることで、荷物を今より多く持てるようになったり、物理攻撃に対して強くなったり、魔法攻撃、物理攻撃力が上がったりするアビリティが取得できるので、できる限りファストトラベルを使用せず、徒歩移動しています。

後は牛車が結構使えるので、牛車で行けるところまで移動して、そこからは徒歩で移動するなど。フィールドでのスタミナ切れも問題になっているようですが、私の場合はダッシュすると酔ってしまうのでほとんどダッシュしていません。

牛車も途中で魔物に襲われたりするけど、それに対しても得に苛立ちとか感じていないです。幻術師で取得できるアビリティで「難逃」というキャンプ中や牛車の利用時に襲われにくくなるというものもありますし、気になる人はつけてみてもいいかも。

ドラゴンズドグマ2は効率を求めず、理不尽な仕様もあるかも知れないがそれを楽しめる人に向いているゲームで万人向けではない

木製ゴンドラが破壊されて全滅した覚者一行

木製のゴンドラで移動中に近くをグリフィンが飛んでいることがあって、近くを飛んでいるけどそれはポーズで普通は襲ってくることは無いだろうと油断していたんですよね。

ところがグリフィンがゴンドラに突っ込んできてゴンドラは大破し、ポーンともども全滅しました。私はこの時理不尽だとイラッとすることはなく、来ないだろうと勝手に思い込んでたのに、グリフィンが突っ込んできたことにとても驚いて感心しました。

普通のゲームだとないよねと思う事はドグマ2だとあったりします。それも含めて楽しめないと、辛くなってしまうかも知れません。ファストトラベルが充実していないので効率重視の方にも合わないと思います。ドグマ2は効率よりも旅を楽しみたい方向けのゲームという印象。

メタスコアが良いから、面白いと言っている人がいるからという理由で選ぶのではなく、ゲーム内容をリサーチし、ご自身の普段の価値観(効率重視など)や性格タイプを考慮してプレイするかどうか決める必要があると思います。

竜憑きに関して思うこと

理不尽と言えば話題になっている竜憑き。突然感染してメインポーンとサポートポーンの間で感染が移動して、宿に泊まった時にその町の住人達を虐殺してしまう場合もあるようです。

私の場合は感染したことはあっても、何度宿に泊まっても虐殺はされたことはありません。住人を虐殺されても数日たつと生き返っているという話もありますし、虐殺されて詰んだと思い、初めからプレイを選んだ方もいるようでした。

ネタバレになるので詳しく言いませんが、メインを進めるとストーリー上竜憑きの設定は必要なことだとは理解できました。しかし、感染→ポーンをロストまたは解雇する等の対策の繰り返し、または住人を虐殺して大混乱だとちょっと味気ないなと思いました。

この竜憑きなんですが、メインを進めて思ったことは、ドグマ2の中の大切なテーマの1つに関係しているのではないかということ。だとしたら、竜憑き(マインドコントロール?洗脳的なもの)を放置すると恐ろしいことになる体験と対抗策も得ることができるようなサブクエがあっても良かったかなと思います。

そうしたらストーリーとしてこの竜憑きという設定が深みを増したかも知れません。もしかしたらそういうクエストは既にあったりするのかな?

メインクエストのボリュームが少なく物足りないという意見もあるけど実際どうなの?

初デートは牛車で。この後グリフィンに破壊される

私はサブクエを進めてサブクエが出なくなってからメインクエストを進めているのでちょっと分からないのですが、メインクエストだけ進めるとボリュームは少ないんじゃないかなと思います。

ドグマは何回も周回プレイを楽しむというイメージがありますよね。

1周目で失敗してしまったサブクエを今度は成功させたいとか、アイテム数を増やしたい、探索をもっとしてみたいなど。実際私も1周目にソーサラーのマスタースキルを1つ取れずに2周目で取りましたし。

メインクエストがボリュームが多いと、周回するのが大変になってしまいますよね。だから私はこのくらいのボリュームでいいんじゃないかなと思っています。

じゃあストーリーは面白くないのか?物足りないのか?というと実はメインクエストだけでは分からないドグマ2の登場人物のお話が、サブクエストをプレイすることで楽しめる仕様になっているんです。

サブクエストをプレイすることでドグマ2の世界に深みが出る

私はメインクエストを放置するくらいサブクエストが本当に面白くてサブクエ潰しにはまっていました。

面白いと言っても面白おかしいという意味ではなく、最近あそこの村どうなってるかな〜って遊びに行くと新たな展開が始まっていたりして、そういう仕組みがとてもワクワクして楽しかったんですよね。

1周目は攻略を見ずに遊んでいたので、失敗したクエストも多々ありますが、自分が行動した分だけ知ることができる世界の動きがとても楽しかったんです。

サブクエをプレイすることで登場人物達の関係性や、過去、思いを知ることができたりします。

私がすごく驚いたのが、あるサブクエをクリアした後の話。クリア後も夫の行方を心配していた奥さんがいて、この奥さんの目の前に旦那を担いで連れていったらどうなるのかな?という興味本位で実際にやってみたのですが、その後、追いかけっこが始まって最後は悲惨な出来事につながってしまったり…その他にもクエスト外でも自分が起こしたアクションで結果が変わったりするものもありました。(全てのサブクエがそうではないのですが)

これは本当に驚きましたね。クエスト完了した後も自分が起こしたアクションでその後の続きが見れるなんて思わないですから。

サブクエにもルートが幾つがあるので、全てのルートを見ようと思うとやっぱり周回が必要になります。セーブして分岐を全て見るという手段もあるかも知れないけど。

「知りたい」という意志が強いほど知ることができ楽しめるドグマ2の世界

目の前に出されたタスクをこなすのは誰にでも簡単にできると思います。メインクエストは明らかに「はい、これだけやっていればクリアできますよ」といって運営から提供されたタスク。

でもこれだけやっていては本当にドグマ2の世界を楽しむことはできないと私は思っています。

誰かにやってくださいと言われたことだけやるのって、実際の人生においてもつまらないですよね。目の前に出されたものだけをこなすだけでは、物足りない味気ないと感じて当然だと思います。

やっぱり自分が「知りたい」という意思を持って、他にも自分が知らない真実が隠されているのではないか?と考えて歩き回り、探索して調べて…そうやって新しい情報に辿り着いて気分が高揚したり感動するのではないでしょうか。

この仕様は偶然ではなく、運営からのメッセージなのではないかと私は感じています。たまたまかも知れないけど…。

与えられたものだけをこなすゲーム(人生)は味気ないかも知れないけど、そこに「もっと知りたい!」「もっといろいろ体験したい!」という意思が生まれた時、(ゲームも人生も)もっと楽しくなるよっていうことを伝えたかったのかも知れません。

他人にそのゲームは面白くないと言われても自分で確認したい!本当に面白くなかったとしても、それを自分で体験したいんだ

ドグマ2の世界のNPC、浜辺の老人という人に話しかけると「向こうには何もないと言われても、それを自分でみたい、本当に何もなかったとしても、何もないのを自分でみたい」というような事を話すのですが、まさにこの気持ちが大切だと思います。

今、楽しい楽しいといってプレイしている人達は、この老人と同じ思考なのかなと。

ドグマの世界って本当に哲学的で面白いです。

誰かが面白くないクソゲーだと言えば、遊んでみたいけどやめとこうと思い一歩踏み出さないのか、クソゲーならクソゲーでそれでもいい、体験してみたいと思うのか。

人生においても他人が良いとお勧めするルートを選ぶのか、それとも自分がこれをしたい!という意思に基づいてルートを選ぶのか。

ドグマ2をプレイしていて感じたのは、こういうストーリー展開から考えさせられる「いかに生きるか」でした。それはストーリー上で細かに説明されているわけではなく、NPC達のセリフなどでゲーム全体を通して訴えかけているように思います。

そんな世界を体験したくてプレイすると決めたなら、それがどんな結果であっても自分が選んだ道を信じること。自分の選んだ道の先にあるもの、それは「体験」「経験」であって「失敗」は存在しないのですから。

ゲームで得られるもの、それはクリアしたということだけでなく旅の思い出

旅行で例えると、旅行の出発地点は家で最終目的地も家です。極端な話、だったら家にいるだけでいいよねということになってしまいます。

だけど、旅行の醍醐味は最終目的地ではなく、旅の途中に体験する様々なことですよね。

あれを食べた、綺麗な景色を見た、喧嘩した、仲直りした、やっぱり家が最高だと思ったなどなど。

ゲームも同じでクリアだけが目的じゃないと思っています。
大切なのは、旅の思い出を心に刻むことなんじゃないのかな…。

初めての牛車にワクワク乗車していたら、グリフィンが突っ込んできて破壊され、レベルなんて低いから敵うわけないけど、必死に弓で応戦してみたり、ポーンと必死で逃げてみたりサイクロプスに夜襲われて全滅してみたり。

当初は「うわ〜厳しい!」と思ったことも、経験を積んでいくと懐かしい思い出です。2周目の現在はもうサイクロプスに全滅させられることはないですから。

経験を積んで、だんだん効率よく動けるようになると、初見のハラハラ感はもう味わえないのです。

これからドグマ2をプレイされる方は、プレイしたいと思った自分の意思を信じて、旅の思い出をたくさん心に刻んでもらいたいなと思います。

それでは今回はこの辺で。

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